∎ 腐食センターについて

 

材料の腐食は今や社会活動のあらゆる分野に関わりをもち,私達のごく身近な所でもしばしば 腐食に悩まされているのは周知のとおりです.しかし,最近の複雑な環境変化に伴い,いざ腐食原因の追及や対策となると専門的な助言を得なければ的確な方針が得られがたい状況にあります。

 

当腐食センターは,(公社)腐食防食学会会員が持っている高度な技術ポテンシャルを広く世の中に役に立てて頂くための機関として発足しました。 センターの業務内容は腐食問題・防食対策に関する相談・調査・研究・評価・研修などで,それぞれの専門家(主に中立機関の学識経験者)が対応しますので,必ずや皆様のお役に立つものと考えています。業務内容については秘密保持に留意し,外部に漏洩することは ありませんので安心してご利用下さい。


∎ 腐食センター設立趣旨 

 

金属の腐食を防ぐためにどの位の費用が使われているかという腐食損失調査が1974-1977年に腐食損失調査委員会(委員長 岡本 剛 北大名誉教授)で行われました。世界各国でも詳細に調査されてきましたが,各国ともGNPの2-4%の巨額な損失が確認されています。

 

このような背景に基づいて,その第一歩として,腐食防食技術に関する相談・指導を中心にした腐食センタ-が(社)腐食防食協会の中に,1993年1月に設置されました。


∎ 腐食センタ-の基本姿勢

  1. 相談に対する回答は中立的立場を保ち,守秘義務を遵守します。
  2. 日常は担当相談員が対応しますが,必要に応じて(公社)腐食防食学会会員の中立機関学術経験者等から選任された中立技術委員が技術的な検討を行います。さらに必要な場合は,専門家を加えた委員会を組織して対処します。
  3. 必要に応じて公立,民間の試験機関に試験を依頼し,当センターの責任において評価し回答します。
  4. (公社)腐食防食学会会員以外の方々からの相談も歓迎します。